
こんにちは、らひ子(@rhkcha)です。
横浜近辺において無料でできる潮干狩りといえば、近年はテレビでも特集されるようになった「海の公園」が有名です。
海の公園の海辺では、アサリ・シオフキ・カガミガイ・マテガイなどが自然繁殖していて、3月中旬~9月中旬まで潮干狩りをすることができます。
ここは、アサリを人手で撒くことはありません。
自然繁殖のため、ゴールデンウィーク後など、時期によってはアサリがあまり採れなかったり、小さいものしかなかったりすることもありますが、無料で楽しめて穏やかな海も楽しむことができる海の公園は、家族連れにおすすめの潮干狩りスポットです。
しかし海の公園が潮干狩りで有名になるにつれ、週末やゴールデンウィークの混雑がひどくなってきました。
海の公園で潮干狩りをするなら、駐車場には何時に到着するべきなのか、潮干狩りにおすすめの日が分かる潮見表のチェック方法、海岸での場所取りについて、情報をまとめました。
目次
海の公園で潮干狩りをするなら駐車場には何時につけばいい?
おすすめの駐車場到着時間
【4月~5月の土日祝・ゴールデンウィーク中】
・海の公園駐車場の開場時間(朝4時)
・遅くても朝7時までには到着
【3月中・4~5月の平日・6月~9月】
・干潮時刻の3時間前くらい
(平日なら満車になることはあまりない)
潮干狩りシーズンとなる4~5月の週末やゴールデンウィークは、道路・駐車場ともに大混雑となります。
遠方から来られる場合、最寄りの横浜横須賀道路「並木IC」・首都高速湾岸線「幸浦」出口から国道357号線で3~4キロで海の公園ですが、国道に出てすぐ渋滞となり、海の公園駐車場に入るために車の列が長く続きます。
海の公園駐車場へは、八景島から金沢八景方面に向かう一般道(海が左側に見える方向)からしか入庫できません。
反対車線からは入庫できない・駐車場待ちもできないので、注意してください。
また潮干狩りができる干潮時間に関係なく、駐車場には朝7時前に到着できないと、潮干狩りに適した時間に車を停めるのはほぼ無理です。
一般道に並んで駐車場待ちをすることはできますが、潮干狩りの特性上、干潮時間が終わってからでないと、今駐車場に停まっている車が出ていくことはありません。
そのため、駐車場待ちをしても実際に駐車場に入れるのは、潮干狩りできる時間を過ぎてからということになります。
どうしても海の公園の駐車場に停めたいと考えているなら、とにかく朝早く到着し、車の中でゆっくりと朝食をとったり、海の公園や海岸をお散歩して楽しむようにしましょう。
海の公園駐車場について
・海の公園 柴口駐車場(E駐車場)4:00オープン
・海の公園 磯浜駐車場(F駐車場)4:00オープン
・海の公園 臨時駐車場※8:00オープン
駐車料金(すべて共通):1時間310円・駐車後12時間まで1,550円
海の公園に隣接したところに3つあり、臨時駐車場を含め、総駐車台数は1,500台以上です。
朝4時にオープンするのは、柴口(E駐車場)と磯浜(F駐車場)のみ。
※臨時駐車場は8:00~15:00営業・ただし混雑時は時間が変更になるので要確認
海の公園駐車場に停められなかった場合
朝から臨時駐車場までいっぱいになり、すでに一般道に駐車場待ちの列が続くようなら、海の公園隣接の駐車場にはこだわるのをやめましょう。
近隣のタイムズ・八景島シーパラダイス駐車場・シーサイドライン沿いのコインパーキングなどに停めて、シーサイドラインで「海の公園柴口駅」まで移動するのがおすすめ。
参考1
コインパーキングは24時間営業です。
・八景島シーパラダイス 駐車場について
八景島シーパラダイス 駐車場のご案内(大きめの地図)
八景島シーパラダイス駐車場は、八景島開島30分前からの営業となるのでご注意ください ※八景島開島時間
八景島シーパラ近くの駐車場に停めた場合、シーサイドラインの「八景島駅」から乗車し、次の駅「海の公園柴口駅」(所要時間1分)で着きます。
駐車場から八景島駅までのルートが分かりづらいので、グーグルマップなどをスマホアプリに入れておいて、ナビ機能を使いましょう。
参考2
ビアレヨコハマは、イオンに隣接するショッピングモールです。
東側平面駐車場は24時間営業で、3時間無料・以降15分ごとに100円・24時間最大料金1,000円となります。
ただし、ゴールデンウィーク中など混雑時は、最大料金の適用がなくなる可能性もあります(要問い合わせ)
最寄り駅は、以下に説明するシーサイドラインの「並木中央駅」となりますが、徒歩10分ほどかかります。
並木中央駐車場は、普通車260台・1日最大料金500円・入場は朝6時からで、駅に隣接しています。
シーサイドラインの最寄は「並木中央駅」で、「海の公園柴口駅」までは6駅(所要時間11分)です。
参考3
普通車20台・朝8時前は100円/60分、朝8時以降は100円/20分、24時間最大料金900円・24時間入出庫可。
シーサイドラインの最寄は「鳥浜駅」で、「海の公園柴口駅」までは8駅(所要時間15分)です。
潮干狩りなら海の公園の潮見表をチェック
海の公園の潮見表は、3月~8月の干潮時間が分かるだけではなく、潮干狩りに適した日時が一目で分かるようになっていて、とても便利です。
PDFファイルなので、事前にプリントアウトしておくと、潮干狩りの予定が立てやすいのでおすすめです。
干潮時刻の前後2時間が、潮干狩りに適しています。
アサリは、砂の深さ3~5センチのところにいるので、それほど深く掘る必要はありません。
また、掘ったところでアサリが1つでも見つかれば、同じ大きさのアサリが近くにいくつかあるはずです(アサリは似たような大きさのものが同じところに固まっている)
もし掘ったところにアサリがいなかったら、そこから2メートルは移動してからまた探してみましょう。
潮干狩りのルールを必ず守ろう!
海の公園では、無料で潮干狩りを楽しむことができます。
天然のアサリが採れるのに無料ということで、海の公園が定めた3つのルールを厳守しましょう。
1. 幅15センチを超える貝採り器具の使用はできない
2. 2センチ以下の稚貝の採取はできない
3. 1人が採れる(持ち帰れる)貝の量は2キロ以内
ルールを守らないと、将来的に天然のアサリがいなくなってしまうことも考えられます。
たくさんの人が楽しめるように、一人一人がルールを守ることが大切ですね。
海の公園の潮干狩りで砂浜の場所取りは必要?
【4月~5月の土日祝・ゴールデンウィーク中】
・早朝から、砂浜の場所取りが必要
【3月中・4~5月の平日・6月~9月】
・場所取りをするほどではない
駐車場が大混雑する時期と連動して、砂浜の混雑も変わってきます。
朝から駐車場が満車になる日は、砂浜も浜辺も人でごった返すので、荷物を置いたり休憩する場所は、早めに確保することをおすすめします。
ただし、浜辺から遠いところまでいっぱいになることはないので、場所にこだわりがないなら急がなくても大丈夫です。
参考:海の公園公式ブログ
※毎年潮干狩りの様子がブログにアップされ参考になります
海の公園には、足洗い場が7か所(園路から砂浜に出る通路横)にありますが、干潮時刻から1~2時間後は混雑します。
また、海の公園砂浜は約1キロメートルあり、両端が比較的浅めの地形になっていて、潮の引きがあまりよくない日でも、南側の砂浜では干潟が出来やすくなっています。
小さい子供がいるなら、砂浜の南側(バーベキュー場近く)だと潮干狩りを楽しめるでしょう。

食事をしたくなったらどうする?
歩いて気軽に行ける距離には、コンビニやスーパーなどがないので、お昼ご飯などの食べ物は持ち込んでおくのが望ましいです。
海の公園には9時(4~5月は8時30分)から利用できる「柴口休憩所」と「南口休憩所」があり、そこに自動販売機や売店はありますが、軽食やお菓子が売っているくらいです。
どうしても食事が必要という場合は、海の公園柴口駅から321メートルのところにある、ファミリーマート横浜八景島店を利用してください。
飲食店なら、海の公園柴口駅のすぐ近くに、焼肉きんぐ 金沢八景店があります。
まとめ
駐車場開場時間の朝4時に行かないと、車が停められないなんて大げさすぎ!
……と思われるかもしれませんが、海の公園の潮干狩りの混雑は本当~にすごいんです。
家族連れが多く、子供の着替えなどで荷物が多くなるため、車で行きたいと考える人が多いこともあるのでしょう。
わが家は海の公園まで自転車で行ける距離なので、潮干狩りは自転車で行ったり、夫と子供達だけ私が車で送迎していますが、ゴールデンウィーク中の車の渋滞・駐車場待ちの長蛇の列は、毎年変わることがありません。
潮干狩りに車で行くことを予定しているなら、早起きは必須となりますが、それも潮干狩りイベントの一つとして家族みんなで楽しめるといいですね。
海の公園の潮干狩りの様子
アサリは完全に潮が引いた砂場より、引き潮でも膝くらいまで海水に浸かるところで、大きなアサリが採れます。
わが家は潮干狩りを真剣に楽しむというよりは、海遊びがメインなのであまり採れていませんが、ゴールデンウィーク直後でなければ、海の公園でも大きめのアサリが採れます。
【2017年4月ゴールデンウィーク】
ゴールデンウィーク初日で潮の状態がよかったためか、自転車で昼ごろ到着したところ、すでに大変な人出でした。
【2016年5月ゴールデンウィーク】
わが家の子供達の後ろが、浜辺の混雑具合です。
干潮時間から少し過ぎているので人が減っていますが、まだそれなりにいますね。
この年は夫が潮干狩りを頑張ったのですが、全部でこれしかアサリが採れませんでした。
【2014年5月ゴールデンウィーク】
わが家の子供達の後ろが、浜辺の混雑具合です。
干潮時間から少し過ぎているので人が減っていますが、まだそれなりにいます。
当時小学4年生の長男が採れたアサリ(1キロくらい)を持っている様子。