
こんにちは、らひ子(@rhkcha)です。
毎年10月には、プロ野球の日本シリーズが開催されます。
現在、レギュラーシーズンと日本シリーズの前に、クライマックスシリーズと呼ばれる試合が開催されていることは知っていますか?
スポーツニュースでもよく耳にするようになったクライマックスシリーズですが、日本シリーズとの違いや、日本シリーズとはどういう関わりがあるのでしょうか。
クライマックスシリーズのルールやアドバンテージについての説明、また日本シリーズで何勝したらセ・リーグとパ・リーグ合わせての優勝(日本一)になるのかをまとめました。
目次
日本シリーズとクライマックスシリーズの違いってなに?
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クライマックスシリーズとは
セ・パ両リーグのレギュラーシーズン1~3位のチームが、それぞれのリーグ内で戦い、優勝したチームが日本シリーズに出場する
日本シリーズとは
セ・パ両リーグのクライマックスシリーズ優勝チームが戦い、日本一のプロ野球チームを決める試合
クライマックスシリーズのルールを知りたい!アドバンテージとは
レギュラーシーズンと日本シリーズの間に、クライマックスシリーズが挟まれています。
レギュラーシーズンで1~3位までとなったチームに、日本シリーズの進出権が与えられます。
クライマックスシリーズには、ファーストステージとファイナルステージがあり、それぞれの役割は以下の通りです。
レギュラーシーズン2位チーム VS レギュラーシーズン3位チーム
3戦中、先に2勝したチームが、ファイナルステージへ進める
レギュラーシーズン1位チーム VS ファーストステージ勝利チーム
6戦中、先に4勝したチームが日本シリーズに進める
※レギュラーシーズン1位チームは、1勝のアドバンテージが与えられている
レギュラーシーズンで1位になったチームには、シーズン中に頑張った分ということで1勝が先に付与(アドバンテージ)されているので、実質3勝すればいいことになります。
ファイナルステージで優勝したチームが、晴れて日本シリーズに出られます。
2007年からセ・パ両リーグで導入されたクライマックスシリーズですが、実はパ・リーグでは2004年からすでに採用されていました。
しかし、セ・リーグでは採用されなかったこともあり、パ・リーグは2004~2006年までは、クライマックスシリーズで勝ち上がったチームが「リーグ優勝」したこととして、日本シリーズに出るチームを選出していました。
その後、セ・パ両リーグでクライマックスシリーズが行われるようになり、「レギュラーシーズンの優勝(1位)チーム」と「クライマックスシリーズの勝利(日本シリーズ進出)チーム」は別のものとして扱われるようになりました。
日本シリーズのルールを知りたい!何勝したら優勝(日本一)か
日本選手権シリーズ(通称・日本シリーズ)は、セ・パ両リーグから、クライマックスシリーズを最後まで勝ち抜き優勝した1チームずつが出場し、日本一のプロ野球チームを決めるための試合です。
セ・リーグ クライマックスシリーズ優勝チーム
VS
パ・リーグ クライマックスシリーズ優勝チーム
7戦中、先に4勝したチームの優勝
こちらは昔からおなじみの、プロ野球日本一決定戦ですね。
先に4勝したチームが優勝ということで、どちらかのチームが3勝した時点で、チームもファンも大変盛り上がります。
クライマックスシリーズが導入されたことで、日本シリーズ開催前まで選手にとっては気の抜けない試合が続くこともあり大変ですが、その分プレイへのブランクが少なくなるのが利点ですね。
まとめ
プロ野球で毎年行われる日本シリーズとクライマックスシリーズの違いをまとめてみました。
小学生の頃から社会人になる前まで、ずっとプロ野球ファンをしてきた私としては、やはり「レギュラーシーズンの優勝チーム=日本シリーズ進出」という分かりやすいルールも悪くないと思っています。
ただ、クライマックスシリーズが行われるようになってから、レギュラーシーズン後半の消化試合がなくなり、興行収入が上がるというプラス面があります。
日本でのクライマックスシリーズは、まだ歴史が浅いので、今後もまだルール変更などがあるかもしれませんが、プロ野球界にとってよりよい方向に進んでくれるといいですね。