
こんにちは、らひ子(@rhkcha)です。
神奈川県横須賀市にある「東叶神社」へ参拝してきました。
※「東岸叶神社」とも呼ばれます
東叶神社への詳しい行き方や、参拝するときにチェックしておきたいポイント、神社の設備などをまとめました。
東叶神社(ひがしかのうじんじゃ)


東叶神社の鳥居の前、背中側を振り返ると、そこは海!
立地がステキですよね。

手水舎は大きくて存在感があります。

拝殿までは石段を登りますが、途中の踊り場には立派な蘇鉄(そてつ)がたくさん植えてあります。
「この蘇鉄は 源頼朝公が源家再興の折 伊豆より 移植奉納されたものである」との看板。
とても由緒ある蘇鉄であり、今でも立派に存在していることに感動しますね。

東叶神社の狛犬は、どちらも口を閉じていると言われています。
通常の狛犬は、口を開けた「阿(あ)形」と、口を閉じた「吽(ん)形」で一対をなします。
しかし、東叶神社と対になる西叶神社(にしかのうじんじゃ)の狛犬が、どちらも口を開けているように見えるため、東西の神社で一対になっているという説があります。

東叶神社の境内略図です。

拝殿の左側には、立派な御神輿がおさまっていました。
とても立派な神社なので、地元のお祭りはとても盛り上がるのでしょうね。

神輿庫のすぐそばに、恵仁志坂(えにしざか)道標があります。
ここを登っていくことで、本殿(奥の院)・東照宮・神明社に参拝することができます。
東叶神社を初参拝したときは、本殿までは参拝できなかったので、次回は本殿まで参拝し、写真をアップします。
木がとにかくたくさん茂っているので、夏場は虫よけをしっかりしていくのがおすすめ。

恵仁志坂道標のすぐ上に、突然現れる「ティーサロン・アカンサス (ACANTHUS)」の看板。
紅茶好きな私としては、ぜひとも訪問してみたかったのですが、時間がなくて断念。
食べログ や LINEトラベルjp には美味しそうな写真がたくさん掲載されているので、次回はかならず行ってみますね。

拝殿から蘇鉄のある階段を下まで降り、社務所の隣の小道を入ってすぐにあるのは、「耀真山永勝不動尊(ようしんざんえいしょうふどうそん)」です。


耀真山永勝不動尊のすぐ奥には「厳島神社」があり、「身代わり弁天」とも呼ばれています。
鳥居の近くに寄ると、賽銭箱と鈴緒の先に、真っ暗な洞窟が広がっているのが分かります。
お賽銭を入れて参拝してみると、吸い込まれるような暗闇の中にろうそくの灯が見え、そこには弁天様がいらっしゃいました。
とても神秘的な体験ができるので、ぜひ参拝してみてくださいね。


厳島神社(身代わり弁天)のすぐ右隣には、龍がいます。
この龍から流れ出る水は、勝海舟が断食修行をしたときに使った井戸からくみ上げたものです。
この流水をかけ流した硬貨を身につけることで、弁天様のお力により、海運と金運のご利益がいただけます。
実際に勝海舟が断食修行で使用した井戸は、さらに右手奥に進むとあります↓


東叶神社と西叶神社で一つのお守り
・東叶神社で「お守り袋(初穂料:500円)」をいただく
(ピンク・緑・青)
・西叶神社で「勾玉(初穂料:500円)」をいただく
(水晶・ヒスイ・メノウ)
・お守り袋に勾玉を入れる
叶神社のお守りは、東と西でそれぞれお守り袋と勾玉をいただくことで完成します。
御利益は、恋愛成就とされていますが、仕事や友人との良縁祈願にもなりますよ。
・どちらを先にいただくかに、決まりはありません
・お守り袋も勾玉も3種類ずつあり、好きな組み合わせができます
・お守り袋も勾玉も、その場で自分で選ぶことができます
・お守り袋や勾玉によって御利益が変わることもありません
東叶神社の御朱印

初穂料:300円
東叶神社の「夏詣(なつもうで)」限定の御朱印になります。

※通常の御朱印は、後日いただいてきて写真をアップします
東叶神社への行き方

最寄り駅は、京急線の「浦賀(うらが)駅」。
京急の品川駅からは、快特などに乗り、途中の「堀ノ内(ほりのうち)駅」で普通に乗り換え、最短で54分ほどで到着します。
浦賀駅では正面の改札を出ます。

改札を出て左手に歩いていくと階段があるので下り、右に行くとすぐにバス停があるので、そこからバスに乗ります(始発)
「かもめ団地」行、または「観音崎」行に乗り、5分でバス停「新町(しんちょう)」下車となります。
※道順は難しくないので、グーグルマップなどを見ながら歩いても、15~20分ほどで東叶神社に到着できます

バスを降りたら、バス停の斜め前にミニストップと「渡し船」の看板があるので、その間にある道に入ります。

2分ほど歩くと郵便局が正面に見えるので、そこを右に曲がります。
T字路に突き当たるので、左に曲がります(右に曲がるとすぐに渡し船乗り場あり)

左手に看板があるので、そのまままっすぐに進むと東叶神社に到着です。
バス停からは徒歩10分くらいです。
東叶神社への参拝記録
2019年7月
東叶神社へは、京急の夏イベントを利用して参拝しました。
平日だったこともあり、地元の方が数人、鳥居のそばのベンチに集まって談笑している、微笑ましい風景が。
神社境内は全体的にキレイで、社務所での御朱印もすぐにいただけました。
今回は、足を痛めていたのと時間がなかったため、本殿まで参拝することができず残念。
東叶神社の参拝後は、そのまま西叶神社に向かったので、渡し船に乗りました。
この渡し船がとても風流で! ほんの3分くらいの乗船時間ですが、ぜひとも乗ることをおすすめします。
東叶神社から西叶神社への、移動時間短縮にもなりますしね。
詳細は西叶神社の記事を参考にしてください。
