早ければ中学校から、高校はほとんどがお弁当になりますよね。
今までお弁当を作ってこなかった主婦にとって、毎日のお弁当作りが不安になることも。
中学生・高校生の子供にあったお弁当箱のサイズや、お弁当作りがラクになる本、お弁当作りにあると便利なグッズを紹介します。
中学生のお弁当箱のサイズおすすめ
【中学生・高校生におすすめのお弁当箱の容量】
・男子:600ミリリットル以上
・女子:400ミリリットル以上
一般的に、
幼稚園から小学校低学年:400~500ミリリットル
小学校高学年以上:600~700ミリリットル
が適切とされています。
お弁当箱に必要な容量は、子供によって大きく違っています。
男子と女子・運動部と文化部・成長スピードに伴っても変わってきますね。
お弁当箱は、「大は小を兼ねない」のが難しいところ(大きな弁当箱に少量しか詰めないと片寄ってしまうから)
まずはお弁当箱を一つだけ買って様子を見ながら、子供に合った容量を確認するのがいいでしょう。
お弁当箱の形状は、通学かばんに合わせるのがおすすめ。
底が広いかばんなら一段の弁当箱でもいいのですが、底があまり広くないかばんなら、二段の弁当箱が省スペースになって持っていきやすいです。
おすすめのお弁当箱
男子と女子に分けて、おすすめを紹介します。
なにより毎日のお弁当が楽しみになるよう、子供が気に入ったお弁当箱を買って使うのが一番です!
しかし毎日使うことを考えると、丈夫であること・壊れやすいパーツがついていないもの・手入れしやすいものを選びましょう。
おすすめのお弁当箱(男子)
シリコンふたタイプだと汁漏れもなく、かびやすいパッキン洗いが不要なのも楽です。
お弁当箱を子供に洗わせないなら、食洗機が使えるかどうかもポイント。
お弁当箱に、専用ケースや箸入れ(もしくは箸の収納スペース)がついていると、買ってすぐに使えて便利です。
サイズ:8.6×19.2×高さ10.4(センチ)
容量:1,100ミリリットル(大:650ミリリットル・小:450ミリリットル)
サイズ:12.3×21.6×高さ5.8(センチ)
容量:850ミリリットル
↑上で紹介したものは、わが家の息子が中1のときに買ったお弁当箱です。
(同じものは終売したため、似たものを紹介しています)
かなり容量が大きいので、運動部の子でも大丈夫かと。
お弁当の内容によって、二段と平たいものを使い分けていました。
また、それほど量が必要ないときは、二段弁当箱の「大(650ミリリットル)」だけで使ったりと重宝していました。
サイズ:210×145×高さ36(ミリ)
容量:600ミリリットル
フードマンのお弁当箱は、縦にしても汁漏れしにくいのが大きな特徴。
教科書やノートと同じようにカバンに入れられるので、持ち運びに子供の負担が少ないお弁当箱です。
おすすめのお弁当箱(女子)
容量が400ミリリットル~と、小さめのものを紹介します。
女子で運動部ではなかったり、小食の男子にもおすすめ。
定価:990円(Amazon発送以外はプレミア価格のことがあるので注意)
サイズ:180×99×高さ52(ミリ)
容量:465ミリリットル
↑わが家で実際に使っているお弁当箱(なぜか高校生になってから小食になった息子)
これ、おにぎりをにぎらずに簡単に作れて超便利!
見た目よりもおかずもしっかり入るので、かなり重宝しています。
サイズ:210×103×高さ35(ミリ)
容量:400ミリリットル
男子向けにも紹介した、フードマンのお弁当箱の400ミリリットル版。
こちらも縦にして持ち運びができますよ。
中学生のお弁当でおすすめのおかずは
・揚げ物(鶏のから揚げ・とんかつ・エビフライなど)
・焼き物(豚のしょうが焼き・鶏の照り焼き・ウインナー・ハンバーグなど)
・丼もの(牛丼・親子丼など)
・卵焼き、ゆでたまご(その他の玉子料理)
・ゆで野菜
・焼き野菜
・野菜のおひたし
・煮物(肉じゃが・筑前煮・かぼちゃ)
・ご飯(混ぜご飯・ピラフ・のり弁当・ふりかけなど)
・麺(焼きそば・パスタ)
・パン(サンドイッチ)
玉子焼きの代わりにうずらの卵を使ったり、卵料理は様々なアレンジがいくらでも可能で、お弁当には欠かせません。
揚げ物も、食べ盛りの中高生が喜ぶお弁当のおかずなので、鶏のから揚げなら定番のしょうゆ味だけでなく、塩味・チーズ味・甘酢和えなど、レパートリーを増やしておきたいところ。
主食もご飯だけでなく、たまに焼きそばやパスタなどの麺類を入れるのもいいですね。
真冬や真夏は難しいですが、サンドイッチなどパンを使ったお弁当も、子供は新鮮に感じます。
中高生は、どうしても肉料理が中心になりがち。
食べやすい魚やエビのフライを入れたり、肉が入っている煮物にするなど、1か月トータルくらいで栄養バランスをとれるようにしておきましょう。
中高生向けのお弁当レシピ本
※書籍は品薄ですが、Kindleや楽天Koboなどの電子書籍は配信中
お弁当に関する本はたくさん出版されていますが、朝から作るには手が込みすぎていたり、変わった味付けや食材を使ったレシピ本もあり……
子供が食べる毎日のお弁当は、シンプル・定番で美味しいのが一番ということで、やっと本屋で見つけた理想のお弁当本です。
作り置き前提ではない定番お弁当メニューがたくさん載っていて、ずっと参考にしています。
お弁当作りの基本やおかずのカロリー表記もあり、お弁当の写真も気張りすぎていません。
「これなら私にも作れそう」という現実的なおかずばかりなので、お弁当作り初心者にもおすすめ。
↓朝の短時間で簡単にお弁当を作ることをおすすめする本が、最近はたくさん出ています。
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お弁当用の作りおきレシピも相変わらず流行っていますが、朝作ったものを詰めるのが、個人的には一番美味しいと思っています。
これからも無理をしない程度に、朝作りたてのもので、子供のお弁当を作ってあげたいです。
(ただ単に、前の晩からお弁当のことを考えながら準備するのがイヤ、というのもありますが笑)
お弁当作りに便利グッズを活用しよう
お弁当作りをラクにしてくれるグッズを紹介します。
玉子焼き器
玉子焼き器の内寸サイズ:幅9.5×奥行20×深さ2.6(センチ)
このくらいの大きさだと、卵1個で厚焼き玉子を作ることができます。
お弁当に欠かせない卵焼きですが、普通サイズの卵焼き器だと、最低でも卵を2個使わないと、うまく巻けません。
そこで、卵1個でも玉子焼きの形になる、お弁当用サイズの小さい玉子焼き器の準備をおすすめします。
テフロン加工の方が焦げ付かず手軽に使えていいのですが、わが家はあえて鉄製にしました。
朝はバタバタしているため、うっかりコンロにフライパンをかけっぱなしにしても、鉄製ならある程度は大丈夫。
ほぼ毎日使うことになるので、鉄製の方がかえって手入れも楽になります。
シリコンカップ
使い捨てではないシリコンカップも、あると便利なお弁当グッズ。
冷凍しても、電子レンジにかけても大丈夫です。
わが家の子供たちは野菜嫌いで、おかずに緑色がないことが多いため、緑だけのシリコンカップを愛用しています↓
中学生・高校生のお弁当箱についてまとめ
私は結婚してから、出産直後などをのぞき、会社員の夫のお弁当を10年以上作り続けていました。
基本的に前の晩の残り物メイン(取り分けておく)だった夫のお弁当は、朝に再加熱して詰めるだけだったので、作るのが大変とはあまり感じたことがなく。
しかし、中学生からの子供のお弁当も作るとなると、前の晩の取り分けだけじゃ追いつきません。
そしてお昼になっても美味しく食べてもらえるよう、子供のお弁当はできれば朝に手作りしたいなと考えるように(夫がどうでもいいわけではありませんが……)
毎日のことなので大変ですが、せっかくなので試行錯誤しながら、お弁当作りを楽しんでいきたいですね。