敬老の日のプレゼントはもう決まりましたか?
おじいちゃんやおばあちゃんへのプレゼントといったら、やっぱり孫である子供達から贈るのが一番ですね。
この時期になると、お店でもネット通販でも敬老の日に向け、商品の売り込みが盛んになってきます。
でも祖父母からすれば、孫からの世界に一つだけの手作りプレゼントが、なによりも嬉しいかもしれません。
幼稚園や保育園に通う子供から、小学生・中学生までの子供が、簡単に手作りできるプレゼントをまとめてみました。
敬老の日プレゼントは、手作りの品を子供から
高級な市販品を日常的に好む祖父母でない限り、孫からの手作りプレゼントは喜んでくれるでしょう。
子供の年齢にあった、手作りプレゼントを選んでみました。
幼稚園・保育園以下
定番の似顔絵ですが、上手い下手は関係ありません。
まだ文字が書けない子供なら、お母さんが代筆して感謝のメッセージも添えましょう。
これだけでも十分ですが、市販の美味しいお菓子などを一緒に送っても。
子供の写真を切り抜き、色紙(しきし)に貼り、シールやマスキングテープなどで子供と一緒にデコレーションします。
折り紙で花や動物を折って、それを色紙に貼りつけても立体感が出ていいですね。
2歳以下の小さい子なら、親が手形や足形を絵の具でとってあげて、その形を花などに見立てて絵を描いてあげるのもいい贈り物になります。
折り紙や色紙を使い、おじいちゃんやおばあちゃんの首にかけてあげられる物を作りましょう。
100均で売っている、小さい紙皿をベースにして作ると楽です。
子供に「長生きしてね」「ずっと元気でね」など言ってもらい、首にかけてあげると祖父母も喜びます。
小学校低学年
子供が自分で考えたメッセージを書くと喜ばれます。
似顔絵の周りを、シールやマスキングテープ、折り紙で作った花などでデコレーションすると華やかになりますよ。
100均などでシンプルな写真立てを購入し、フレームに好きな色を塗ったり、貝殻やビーズなどを接着剤やグルーガンでデコレーションします。
中に入れる写真は、子供と祖父母が一緒に写ったものが喜ばれます。
手元になければ、写真立てを渡すとき(会ったとき)に撮影し、コンビニのコピー機で写真をプリントアウトして対応します。
100均などで白い無地のマグカップや湯呑みを買い、それに「らくやきマーカー」で絵を描いてオーブンで焼くと、オリジナルの食器ができあがります。
らくやきマーカーは何度でも描き直しができるので、子供が使っても安心。
マグカップや湯呑みは毎日使うものであり、使わなくても飾っておいたりペン立てにもできるので、もらった祖父母も使い道には困らないでしょう。
小学校高学年
ソファや座椅子などと一緒に使えるサイズ(45cm×45cmくらい)のクッションがおすすめ。
家庭科の授業で裁縫の仕方やミシンの使い方を習うので、子供も作りたがるころ。
時期的に夏休みの自由研究と兼用にしてもいいですね。
生地の厚みや手触りなどを考えて布を選ぶことを、アドバイスしてあげるといいでしょう。
祖父母の「健康」「長寿」などを願いながら、お守り袋を手作りします。
お守り袋を布やフエルトで作り、刺繍ができる子なら文字を刺繍してください。
難しければ、アイロンプリントなどに手書きで文字を書いて、お守り袋に縫いつけてもOK(はがれてしまう可能性があるので縫いつけるのがおすすめ)
文字じゃなくても、普段持ち歩いてもおかしくないワッペンを縫いつけてもいいですね。
中身は縁起物を入れてもいいですが、気持ちのこもった手紙が喜ばれます。
長寿の縁起物としては、鶴・亀・松・水仙・桃など、これらをモチーフにした物やパワーストーンなどがあります。
中学生以上
ちょっとした小物を入れられる布小物は、いつでも持ち歩けるので、祖父母は嬉しいです。
カバンの中でも目立つ色や柄の布で作りましょう。
寒くなる季節に向かう時期。
編み物が得意なら、暖かく太い糸を使用したレッグウォーマー、ちょっと肌寒いときにさっと使えるストールを手づくりするのがおすすめ。
色や模様を工夫して、あまり年寄りっぽくならないようにしましょう。
高校生以上が敬老の日にプレゼントを贈るなら
高校生や大学生は忙しいので、無理して手作りするより市販品でもいいでしょう。
靴下やハンカチ、デパ地下の有名なお菓子がおすすめ。
プレゼントにカードを添えて(カードは手書き)、祖父母への感謝を忘れずに。
お小遣いやアルバイト代で、おじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントできるなら、その成長も喜んでもらえますよ。
敬老の日プレゼントは、100円ショップも活用しよう
子供がなにを作るにしても、100円均一ショップが強い味方。
小学校高学年以上なら、自分のお小遣いの範囲で買い物をさせると
「自分で考えて作ったおじいちゃんとおばあちゃんへのプレゼントだ!」
という満足感が持てて子供は嬉しいし、祖父母もオリジナルのプレゼントを喜んで受け取ってくれるでしょう。
敬老の日プレゼントには、心を込めた手作りカードを添えて
手作りプレゼントが用意できたら、メッセージカードも手作りするといいですね。
小学生までは、二つ折りにした厚手の色画用紙などに、子供の写真を切り抜いたものを貼り、シールや折り紙などを使用してデコレーションします。
そこに、おじいちゃんとおばあちゃんへの感謝の言葉を、子供自身の言葉で書いてもらいます。
写真は貼らなくても、手書きのメッセージをカラフルなペンで書けば、気持ちが伝わりますよ。
中学生以上なら、メッセージカードではなく、感謝の気持ちを手紙にしましょう。
普段、子供があまり祖父母と連絡をとらないのであれば、学校生活や部活動のことなど、近況が分かる内容の手紙を書いて写真を同封すると喜ばれます。
敬老の日プレゼントのまとめ
「敬老の日」の主役は、おじいちゃんとおばあちゃんであり、孫である子供達です。
ついつい母親は子供が決めることに口を出したくなりますが、アドバイスするにしても「おじいちゃんとおばあちゃんに喜んでもらいたい!」という子供の意見を尊重することが大事。
子供自ら「祖父母に感謝の気持ちを伝えたい」と思ったところで、親が適度にサポートしてあげるのがいいですね。
楽しい敬老の日を過ごしましょう♪