
アフィリエイトで収益が出たら、確定申告をしましょう。
この記事では、以下のケースに特化して説明をしていきます。
青色申告書を作成する
・「やよいの青色申告オンライン」使用
・収益は、Google Adsense/各ASP/Amazon・楽天・アメブロポイント
・光熱費/携帯電話料金/消耗品などを経費にする
・売上金は普通預金口座に振込
・経費になるものは、個人クレジットカード/個人現金で支払い
・個人事業主(主婦/ほかの仕事はしていない)
毎年、青色申告書を作成するにあたって、自分のための備忘録となっています。
そのため、「青色申告とは」という、基本的な部分についての説明は一切ありません。
「青色申告書をやよいオンラインで作成する手順」だけを、シンプルに説明します。
実際の手順は、主婦でなくてもアフィリエイト以外に収入のない専業の人にとって、参考になる流れになっています。
また、仕訳で悩んだときも、チェックしてみてくださいね。
確定申告で事前に準備するもの(青色申告)
収入(売上)が分かるものをプリントアウト
年明けの1月に入ったら、なるべく早めにプリントアウトしておきましょう。
プリントアウトするもの
・Google Adsense「お支払い」(毎月)
・A8.net「レポート-成果報酬(成果確定レポート-月別)」(1年分)
・バリューコマース「レポート-レポート選択・サイト別支払レポート 」(1年分)
・リンクシェア「レポート-レポート(年月別レポート)」(1年分)
余白に「振込報酬額は消費税(8% または 10%)をプラスした金額」と記入
メールプリントアウト(毎月)
※サイトのレポートに消費税額が記載されないため、メールもプリントアウトしておく
・アメブロ「Ameba Pick-詳細レポートを見る-確定報酬額を見る-報酬額(年度指定)」(1年分)
・Amazon「レポート-支払履歴」(1年分)
・楽天「詳細レポート-成果報酬(年度指定)」(1年分)
Amazon・楽天・アメブロのアフィリエイト報酬を、ポイントで受け取るなら
帳簿への記入が簡単な方法として、ポイントも金銭と同じ扱いにします。
そのため、ポイントは月末に売上として計上してください。
計上したらすぐに、「事業主貸」として処理するのがおすすめです。
詳しい手順は、かんたん取引入力(ポイント収入)を参照してください。
※銀行振り込みの場合は、ASP(A8.netやバリューコマースなど)と同じように処理する
光熱費(経費)についてプリントアウト
アフィリエイトの場合、自宅での作業が多いため、電気代を一部経費にすることができます。
経費の割合は、仕事をしている時間数や、仕事をしている部屋のコンセント数をもとに決めます。
私の場合は、20%分を計上しています。
プリントアウトするもの
・電気(東京ガスの電気を利用中)20%計上
毎月使用料金をプリントアウト
・スマホ(楽天モバイル)50%計上
毎月使用料金をプリントアウト
※毎月プリントアウトするのは、1年前の明細が消えてしまうため
※プリントアウトした用紙に、20%計上分の金額を書いておくとあとで確認しやすい
アフィリエイト作業の場合、電気代は経費として当たり前に申請できますが、ガス代や水道代は難しいと考えておきましょう。
ただし、経費はひとそれぞれとらえ方が違うので、税務署員にガス代や水道代を経費とする理由が、胸を張って説明できるなら、計上してもかまいません。
電気代や携帯電話代を、全額経費として計上せず、仕事に関係する一部分だけを経費にすることを「家事按分(かじあんぶん)」といいます。
仕事だけのために別の部屋(事務所)を借りた場合の電気代や、仕事用スマホを別に持っているならば、按分せずに全額経費にできます。
経費についてプリントアウト
経費となる支出が分かるもの
・領収書 または 受領書
・メールのプリントアウト
※「領収書」がなくても、レシート・クレジットカード明細でも可
無理に領収書をもらわなくても大丈夫
※毎日・1週間に一度・最低でも1か月に一度は、まとめておくとあとが楽
プリントアウトするもの
・ドメイン代
・サーバーレンタル代
・アフィリエイト塾代 または アフィリエイト教材
・年会費(イラスト使用料など)
・外注費(イラストやデザインの外注・貸し住所代など)
・アフィリエイト作業に関わる買い物(実店舗・Amazon・楽天など)
文房具・本・作業に必要なデジタル機器
・アフィリエイト作業をともなう外食費
銀行口座の入出金明細プリントアウト
プリントアウトするもの
アフィリエイトで使っている銀行の「1月1日 ~ 12月31日の入出金一覧」
青色申告の金銭的売上は「発生主義」
翌年2月に振込予定でも、12月に上がった売上は確定申告の対象となります。
やよいの青色申告に入力する
やよいの青色申告にログイン

ここから先の説明は、基本的に左メニューの「かんたん取引入力」から行います。
かんたん取引入力(収入)
アフィリエイトの売上は、月末に確定しますが、すぐに振り込まれることはありません。
翌月~翌々月以降に、銀行の普通口座に振り込まれることが多いですね。
そのため、売上の入力をするときは【取引手段】を「売掛金」にします。
これは、「売上は確定しているけれども、まだ振り込まれていない」ことを表します。
Google Adsense

「収入」タブ
【取引日】月末
【科目】売上
【取引手段】売掛金
【摘要】Google Adsense ○月分確定
【取引先】Google
【金額】確定金額
A8.net

「収入」タブ
【取引日】月末
【科目】売上
【取引手段】売掛金
【摘要】A8.net ○月分確定
【取引先】ファンコミュニケーションズ
【金額】確定金額
バリューコマース

「収入」タブ
【取引日】月末
【科目】売上
【取引手段】売掛金
【摘要】バリューコマース ○月分確定
【取引先】バリューコマース
【金額】確定金額
リンクシェア

「収入」タブ
【取引日】月末
【科目】売上
【取引手段】売掛金
【摘要】リンクシェア ○月分確定
【取引先】リンクシェアジャパン
【金額】確定金額
かんたん取引入力(ポイント収入)
2つの処理を同時に行うことで、ポイント収入の管理を簡素化します。
ポイント売上を計上 → 事業主貸とする
この作業は、売上ポイントをすぐ事業主貸(生活費)扱いにすることで、帳簿上の取り扱いをなくすのが目的です。
Amazon(ポイント)

(1)「収入」タブ
【取引日】月末
【科目】売上
【取引手段】売掛金
【摘要】Amazon ○月分確定ポイント
【取引先】Amazon
【金額】確定ポイント


(2)「回収取引を入力」ボタン
【取引日】上と同じ日
【振替元】売掛金(Amazon)
【振替先】事業主貸
【摘要】Amazon ○月分確定ポイント
【金額】確定ポイント
楽天アフィリエイト(ポイント)

(1)「収入」タブ
【取引日】月末
【科目】売上
【取引手段】売掛金
【摘要】楽天アフィリエイト ○月分確定ポイント
【取引先】楽天
【金額】確定ポイント


(2)「回収取引を入力」ボタン
【取引日】上と同じ日
【振替元】売掛金(楽天)
【振替先】事業主貸
【摘要】楽天アフィリエイト ○月分確定ポイント
【金額】確定ポイント
アメブロ(ドットマネー)

(1)「収入」タブ
【取引日】月末
【科目】売上
【取引手段】売掛金
【摘要】アメブロ ○月分確定ドットマネー
【取引先】アメブロ
【金額】確定ドットマネー


(2)「回収取引を入力」ボタン
【取引日】上と同じ日
【振替元】売掛金(アメブロ)
【振替先】事業主貸
【摘要】アメブロ ○月分確定ドットマネー
【金額】確定ドットマネー
かんたん取引入力(銀行口座から生活費を引き出す)

「振替」タブ
【取引日】払い出した日付
【振替元】普通預金
【科目】事業主貸
【摘要】事業資金から個人資金の補充
【金額】引き出した金額
かんたん取引入力(銀行利子の入力)

「振替」タブ
【取引日】利子のついた日付
【科目】事業主借
【取引手段】普通預金
【摘要】預金利息
【金額】利子金額
かんたん取引入力(売掛金回収)
アフィリエイトの売上(確定金額)は、翌月~翌々月以降に、銀行の普通口座に振り込まれます。
そのため、売上の入力をするときに【取引手段】を「売掛金」にしていました。
この「売掛金」は、銀行の普通口座に振り込まれることによって、回収することができます。
売掛金の回収については、銀行口座と照会しながら入力するのが基本です(プリントアウトしたものがあると便利)
特にA8.netやバリューコマースなど、最低振込金額が決まっており、数か月分の売上をまとめて振込してくるところは要注意。
売掛金の回収忘れがないよう、気をつけましょう。
Google Adsense


確定している売上を選択し「回収取引を入力」ボタン
【取引日】振込された日付
【振替元】売掛金(Google)
【振替先】普通預金
【摘要】Google Adsense ○月分確定
【金額】振込金額
A8.net


確定している売上を選択し「回収取引を入力」ボタン
【取引日】振込された日付
【振替元】売掛金(ファンコミュニケーションズ)
【振替先】普通預金
【摘要】A8.net ○月分確定
【金額】振込金額/手数料負担「自己負担」
【振込手数料】手数料金額
(ゆうちょ銀行は振込手数料65円)※2019年4月15日に30円→65円に変更
※数か月分まとめて支払いがあった場合、振込手数料を入力するのは、どれか1つの回収取引だけでよい
バリューコマース


確定している売上を選択し「回収取引を入力」ボタン
【取引日】振込された日付
【振替元】売掛金(バリューコマース)
【振替先】普通預金
【摘要】バリューコマース ○月分確定
【金額】振込金額
リンクシェア


確定している売上を選択し「回収取引を入力」ボタン
【取引日】振込された日付
【振替元】売掛金(リンクシェアジャパン)
【振替先】普通預金
【摘要】リンクシェア ○月分確定
【金額】振込金額
かんたん取引入力(経費の入力)
プリントアウトしたものや、領収書を参考に入力します。
取引手段(支払方法)は、「クレジットカード(個人用)」または「現金(個人用)」にします。
そうすると、売上が振り込まれる事業用資金(普通預金)の残高を変化させることなく帳簿がつけられるので、管理が楽です。
光熱費(電気代)

「支出」タブ
【取引日】月末
【科目】水道光熱費
【取引手段】クレジットカード(個人用)
【摘要】電気代(20%)
【取引先】東京ガス
【金額】金額
※「取引先」は利用先に変更する(わが家は「東京ガスの電気」を利用中)
※入力する金額は、すでに20%にしたもの
1年分まとめて決めた割合に家事按分する設定もあるが、ここでは説明しない
スマホ

「支出」タブ
【取引日】月末
【科目】通信費
【取引手段】クレジットカード(個人用)
【摘要】携帯電話代(50%)
【取引先】楽天モバイル
【金額】金額
※「取引先」は利用先に変更する
※入力する金額は、すでに50%にしたもの
1年分まとめて決めた割合に家事按分する設定もあるが、ここでは説明しない
サーバーレンタル代

「支出」タブ
【取引日】支払日
【科目】通信費
【取引手段】クレジットカード(個人用)
【摘要】サーバー料金(1年間)または(月払)
【取引先】エックスサーバー
【金額】金額
※サーバー料金が月払なら毎月入力する
※「取引先」は利用先に変更する
ドメイン代

「支出」タブ
【取引日】支払日
【科目】通信費
【取引手段】クレジットカード(個人用)
【摘要】ドメイン取得 または ドメイン更新
【取引先】ムームードメイン
【金額】金額
※「取引先」は利用先に変更する
確定申告サービス利用料

「支出」タブ
【取引日】支払日
【科目】消耗品費
【取引手段】クレジットカード(個人用)
【摘要】やよいの青色申告オンライン サービス利用料
【取引先】弥生株式会社
【金額】金額
アフィリエイト塾代 または アフィリエイト教材

「支出」タブ
【取引日】支払日
【科目】資料費
【取引手段】クレジットカード(個人用)
【摘要】塾名(アフィリエイト塾)月払 または 教材名
【取引先】会社名
【金額】金額
イラスト代(年会費制)

「支出」タブ
【取引日】支払日
【科目】資料費
【取引手段】クレジットカード(個人用)
【摘要】写真ACプレミアム会員サービス
【取引先】ACワークス株式会社
【金額】金額
※「摘要」「取引先」は利用先に変更する
外注費(イラストやデザインの外注)

「支出」タブ
【取引日】支払日
【科目】外注工賃
【取引手段】クレジットカード(個人用)
【摘要】ブログヘッダーロゴ作成
【取引先】社名/個人名
【金額】金額
※振込で支払手数料がある場合は入力
※「摘要」は適切なものに変更する
※「取引先」は利用先に変更する
外注費(貸し住所代)

「支出」タブ
【取引日】支払日
【科目】外注工賃
【取引手段】クレジットカード(個人用)
【摘要】貸し住所(月払い)
【取引先】社名/個人名
【金額】金額
※「摘要」は適切なものに変更する
※「取引先」は利用先に変更する
取材費(出かけた先の内容をブログ記事にする)

「支出」タブ
【取引日】取材した日
【科目】取材費
【取引手段】クレジットカード(個人用)または 現金(個人用)
【摘要】アフィリエイト記事用 ○○(取材)
【取引先】なし
【金額】按分した金額
※旅行内容をブログ記事にする場合、旅行代金全額を経費にするのは難しい
家族と出かけたら、自分1人だけの交通費・入場料・宿泊料などを、適切に按分すること
旅行の場合、仕事と私用の区別がつきづらいため、常識的な範囲で按分する
※レシートや領収書などの金額をまとめ、按分した金額を入力する
外食費(アフィリエイト作業をともなう)

「支出」タブ
【取引日】支払日
【科目】会議費
【取引手段】クレジットカード(個人用)または 現金(個人用)
【摘要】アフィリエイト作業(記事作成・リサーチ)
【取引先】なし
【金額】金額
※喫茶店やファミレスで、アフィリエイト作業や打ち合わせをした場合
本・書籍(仕事に関わる)

「支出」タブ
【取引日】購入日
【科目】図書・研修費
【取引手段】クレジットカード(個人用)/現金(個人用)
【摘要】アフィリエイト記事用 書籍/ビジネス書籍
【取引先】店名
【金額】金額
文房具・デジタル機器など(仕事に関わる)

「支出」タブ
【取引日】購入日
【科目】消耗品費
【取引手段】クレジットカード(個人用)/現金(個人用)
【摘要】購入した商品名
【取引先】店名
【金額】金額
※「摘要」は、仕事に使う按分を入力する
画像例では「キーボード(70%)」とし、金額も70%分(1,247円)を入力(購入金額は1,782円)
青色申告書の作成
かならずチェックしたいところだけを、ピックアップしました。

1. 左メニューの「確定申告」をクリック
2. 【Step1】減価償却費の計算
減価償却するものがないため「完了」ボタンを押す
3. 【Step2】青色申告決算書の作成
(1)基本情報……業種名「その他」
具体的な事業内容「インターネット広告業」
(3)家事按分……100%のままでよい(すでに按分して入力しているため)
(7)最終確認……売上・経費に間違いがないか、よく確認する
(8)完了……青色申告決算書をダウンロード
4. 【Step2】確定申告決算書の作成
「仕訳帳・総勘定元帳」のダウンロード
5. 【Step3】確定申告書の作成
(9)完了……所得税確定申告書をダウンロード
※本人と配偶者のマイナンバーが必要
※「本人確認書類の添付台紙」ダウンロード
青色申告書のプリントアウト
前章でダウンロードしたデータは、すべてプリントアウトします。
プリントアウトする書類
・○○年分所得税青色申告決算書(一般用)
・○○年分確定申告書B
・○○年分仕訳帳・総勘定元帳
・本人確認書類(写)添付台紙
「マイナンバーカード」または「番号確書類と身元確認書類のコピー」のどちらかが必要です。
「○○年分所得税青色申告決算書(一般用)」と「○○年分確定申告書B」の一枚目には、印鑑を押すところがあるので忘れずに。
青色申告書の提出
税務署へ持参
提出用
・○○年分所得税青色申告決算書(一般用)……4ページ
・○○年分確定申告書B ……2ページ
・本人確認書類(写)添付台紙(書類を貼り付けたもの)
※本人確認書類(写)添付台紙は、マイナンバーカードを持参するなら不要
控え用
・○○年分所得税青色申告決算書(一般用)……4ページ
・○○年分確定申告書B ……2ページ
提出用原本と一緒に窓口に出すことで、控えの申告決算書と申告書Bにも受領印がもらえる
やよいの青色申告オンラインで出力したデータには、提出用(カラー)と控え用(モノクロ)が入っているので、すべてプリントアウトすることで用意できます。
郵送で送付
提出用
・○○年分所得税青色申告決算書(一般用)……4ページ
・○○年分確定申告書B ……2ページ
・本人確認書類(写)添付台紙(書類を貼り付けたもの)
控えを返信してもらう用
・○○年分所得税青色申告決算書(一般用)……4ページ
・○○年分確定申告書B ……2ページ
・返信用封筒(自分向けの宛名・切手貼付)
※定型郵便なら84円
提出用原本と一緒に郵送することで、控えの申告決算書と申告書Bに受領印がもらえ、返信用封筒で送ってもらえる
注意:「ゆうパック」「ゆうメール」「ゆうパケット」では送付できません(信書の送付ができないため)
レターパックライト(370円)なら、ポスト投函できて追跡サービスがあるので、手軽でおすすめ。
「○○年分仕訳帳・総勘定元帳」「領収書」「銀行口座残高」など、確定申告時に必要となったものは、かならずプリントアウトして7年保管します。
提出するものは、決算書・確定申告書・本人確認書類だけですが、書類作成で使ったものはすべて保管義務があります。
一部書類は5年でもいいのですが、分かりやすいようすべてまとめて7年保管しておくのがおすすめです。
注:オンライン(e-Tax)で申告した場合も、プリントアウトが必要
確定申告で大変な思いをしないようにするまとめ
確定申告の大まかな流れ
・領収書やレシートを集め、定期的に整理する
・売上と銀行口座への振込を、定期的に集計する
・年明けに、帳簿を作成・最終確認する
・年明けに、決算書と確定申告書を作成する
・各資料を7年間保存する
「定期的」の考え方は人によって違いますが、1週間に一度曜日を決めて/月に一度日にちを決めてなど、最低でも1か月に1回は整理・集計するのがおすすめ。
やよいの青色申告オンラインなら、毎日の経費や、毎月の売上をこまめに入力することが可能です。
注意点として、確定申告で絶対に間違えてはいけないことは、
・収入をすべて正しく入力する
・経費をすべて正しく入力する
実はこの2点だけとシンプル。
税金の申告というのは、「知らなかったので間違えました、ごめんなさい」が通用しません。
収入をわざと少なく申告する、経費を本来使った分より多く申告する……このような不正を行うと、収めるべき税金は少なくなります。
しかしこれは「脱税」といって、立派な犯罪行為となることを覚えておきましょう。
だからといって、確定申告に対し、必要以上の恐怖心を抱くこともありません。
とにかく、ありのままを申告する、という意識が大事。
簿記の知識がなくても、会計ソフト(今回紹介したのは「やよいの青色申告オンライン」)を使えば、青色申告が簡単にできるようになっています。
どうしても不安な場合は、サポート付のプランにする、税理士に確定申告をお願いする、税務署で相談するなど、ほかの方法も検討してみてくださいね。