
ほぼ日手帳を使い続けて10年以上、オリジナル・カズン・weeksと一通り使ってみた主婦が、ほぼ日手帳の使い方や書き方、おすすめのボールペンなどを主婦視点で紹介します。
SNSにアップされているようなおしゃれな書き方をしているわけでもなく、カラフルにできるわけでもない、私のような凡人でも、ほぼ日手帳を使うことで1年を楽しく過ごすことができるということを、お伝えできればいいなと思い記事にしました。
ほぼ日手帳は、毎年9月1日から翌年分が発売されます。
ほぼ日手帳を買うかどうか迷っていたり、どうやって書き込めばいいのか悩んでいる人のお役に立てれば嬉しいです。
ほぼ日手帳歴10年以上になる主婦の使い方は?
「ほぼ日手帳weeks」の主婦の使い方は

2015年からは自分専用手帳として、ほぼ日手帳weeksを愛用しています。
ほぼ日手帳weeksには、以下のことを書いています。
・自分の予定
・家族の予定(自分が関わる学校行事・夫の有給日など)
・今日したことを書き込む
・自分の体調
・読書・映画鑑賞・コンサートなどの記録
・ふと思いついたことをメモ
・習い事用ノート
・TODOリスト
ママ友とのランチの約束や、週末に友人と会う約束など、家族とは関係のない自分の予定が中心です。
子供の予定は、お弁当が必要な行事や送り迎えがある習い事など、自分が積極的に関わらなければいけないものだけ記入しています。
その日の気分で行ったスーパーや場所なども、すべて記録しておきます。
自分の予定は黒インク、子供の予定は青インク、その他自分にとって重要なことは赤とオレンジインクの4色を使い分けています。
体調管理として、生理の記録は、年間予定表に書き込んでいます。
年間予定表ページだと、見開きでパッと1年分を見渡すことができるので、次にいつ生理がくるか、予想しやすいので重宝しています。
体調不良時は、月間予定表に「夕方から頭痛」「副鼻腔炎による頬の痛み」「ロキソニン(痛み止め)」などとメモをしておきます。
メモすることで、調子の悪くなる周期がある程度決まっていることに気づけたりと、自分の体のことが分かるのでおすすめです。

読書・映画鑑賞(映画館だけではなく、テレビやAmazonプライムで観たものも含む)・コンサートなどの感想を書きます。
読んだ本の中で気に入ったフレーズを、週間予定表の右側の方眼ページに書き写したり、要点をまとめて書くことも。
読書ノートやネットの読書記録だと、なかなか続かないのですが、自分だけしか見ない手帳のメモ書きだと、気軽に書けるので続いています。


TODOリストなどは、市販のハンコを利用しています。
インクの色を変えることで、「今日やること」がパッと見てすぐに分かるのが便利です。
思いついたことは、weeksの好きなところに、なんでもメモしてしまいます。
私は手帳に見映えを重視しないので、週間予定表の右側ページに
・これから読みたい本
・何巻まで買ったか分からなくなりやすい漫画単行本の巻数
・今すぐに買うわけじゃないけど欲しいもの
・テレビを見ていて気になったこと
などなど、なんでも書いてしまいます。
方眼のマス目を気にすると素早く書けないので、自分だけしか見ない手帳と割り切って、好きなように書いてしまいましょう。
weeksは自分専用手帳なので、写真はあまり貼りませんが、コンサートチケットの半券は思い出に貼っています。
シールは、重要なことや目立たせたいところに貼ることがあります。

習い事を受講するときは、weeks手帳後半にあるNOTEページ(方眼ページ)をノートにしています。
PTA役員をやっていた年は、会議の内容を書いていました。
上記に書いたこと以外だと、
・クレジットカードの使用記録(日付・店名・金額)
・来年以降の予定
・子供の習い事の送迎バスの時間
・親せきの子供達の学齢
・子供がもらったお年玉の記録
・子供の身長・体重(学校で測定したものを転記)
などを書き込んであります。

weeksには写真の通り、スケジュール書き込み部分に小さい点が2つ打ってあります。
子供の予定などを、スケジュール欄の右側1/3に書くようにするのも便利です。
こうするとインクの色だけでなく、パッと見て、自分の予定と子供の予定を把握できるので、とても便利です。
「ほぼ日手帳オリジナル」に子育て主婦が書き込むこと

ほぼ日手帳オリジナルを使っていた時に、私が毎日手帳に主に書き込んでいたことをあげてみます。
・自分の予定
・夫の予定(有給取得や夏休みなどの休暇)
・子供の予定(未就園児だった頃は予防接種の予定など)
・今日したことを書き込む(行ったスーパーなども)
・子供の成長日記
・家計簿(支出・ボーナスの支出管理)
・映画やテーマパークなどに出かけた時にチケットの半券を貼る
・TODOリスト(日付の右となりにある項目を活用)
わが家は壁掛けカレンダーにスケジュールを書き込む習慣がなく、予定はほぼ日手帳オリジナルになんでも書き込みました。
ただし、ほぼ日手帳オリジナルはやはり「自分のもの」という意識があるので、自分の予定などは口頭で夫に伝えていて、手帳を直接見せることはあまりなかったです(見られて困ることは書いてなかったけど)
自分と夫の予定は黒インク、子供の予定は青インク、特に重要なことや忘れたくないことなどは赤インクと3色を使い分けていました。
事前に分かっている予定以外に、スーパーなどその日に出かけた先も記入していました。
フードコートやファミレスに行ったなど、些細な出来事も書き込んで、日記みたいな使い方をしています。
子供の成長日記は、1日1ページの下の方に青色で書き込みをしていました。
長男が1歳になるまでは育児ノートを別につけていたんですが、次男の時は長男に手がかかる時期で忙しく、子供2人まとめて日々の成長や病気の記録、発熱時の熱推移の記入など全部ほぼ日手帳に書き込みをしていました。
小児科に行くときにほぼ日手帳を持っていけば、医師に症状の変化や熱の経過など伝えやすくて重宝しましたよ。
給料日やボーナス日などの収入と、その日に使ったお金(支出)として、レシートの金額を1日1ページの下の方に転記するだけです。
クレジットカードで支払ったものも、すべて支払った日の支出として記入していました。
家計簿として活用するなら、月に一度は収支を見直すべきですが、面倒だったので、支出が多いなと思ったときに見返すくらいしかしていません。

チケットの半券って実際はいらないんだけど、なんだか捨てるもの忍びない気分になりませんか?笑
そんな半券を日記代わりに、ほぼ日手帳に貼っています。
注意点としては、液体のりやでんぷんのりを使うと、のりの水分で手帳の紙面にしわが寄ってしまうので、裏にある日が書きにくくなってしまいます。
ほぼ日手帳になにか貼り付ける時は、両面テープかテープのりをおすすめします。
小さいタイプのテープのりだと、ほぼ日手帳オリジナルやweeksの小さい紙面にも使いやすいのでおすすめです。
「ほぼ日手帳カズン」の使い方を主婦視点で

ほぼ日手帳カズンは、家族用として2016年から2年間だけ使いました。
ほぼ日手帳カズンには、以下のことを主に書き込みしています。
・夫の予定(有給取得や夏休みなどの長い休暇)
・子供の予定(学校行事や習い事など)
・家族全員の日記
・今年の目標・今月の目標
・今日したこと
・子供の病気の記録
・ペット(猫)の様子
・映画やテーマパークなどに出かけた時にチケットの半券を貼る
・シール・スタンプ・マスキングテープなどでデコレーションを楽しむ
月初めに(それより前に分かっていることは分かった時点で)、夫と子供の予定を私が書き込みます。
子供は学校から学年便りをもらってくるので、それを元に子供にしか関係のない学校行事も書いています(避難訓練など)
基本的に私個人のスケジュールは書き込みませんが(自分のほぼ日手帳があるので)、子供の帰宅時間にかかるような外出の場合は、子供に意識させるために書き込むこともあります。
自分と夫の予定は黒インク、子供の予定は青インク、特に重要なことや家族の誕生日や記念日は赤インクと3色を使い分けています。
わが家にほぼ日手帳カズンを導入した一番の目的は、家族全員が日記を書けるようにしたかったからです。
できるだけ毎日、1行でも文字でも絵でもなんでもいいから、家族みんなが日記を書くようにしました。
最初は自分も含め、続くかどうか分からなかったんですが、2年目の途中まではほぼ毎日続きました!
(残念ながら訳があって、家族日記は中断してしまいましたが……)
わが家の子供達は漢字が苦手で、字は汚いし、文章を書くのも得意ではありませんが、それでも毎日楽しく日記を書いています。
これは親が「何を書いても(描いても)叱らない・字が汚かったり誤字脱字があってもいちいち注意しない」という点を守っているからかな、と思います。

子供の字が汚いですね笑
子供たちに絵を描くブームがやってくると、しばらく日記全体に絵を描きまくります。
でも一切注意はせず、子供達の好きなように書かせています。
また、私が選んだスマホ写真を、自宅プリンタを使って「写真シール」に印刷して貼っています。
見ても読んでも楽しい日記になるので、写真シールはおすすめです!
年初である1月はもちろん、カズンには各月初めにタイトルページがあるので、そこに今年・今月の目標を家族全員が書きます。
達成できそうなことでもよし、ちょっと無理めな目標でもよし、自由に記入します。
日記とは別に、当日の出来事(子供の友達が遊びにきた、誰かの家に遊びに行ったなど)も書き込んでおきます。
意外と役立つのが、子供が何かものをなくした時に「いつ、どこに行ったか」というのが分かるので、対処しやすいんですよね。
うちの子はしょっちゅう友達の家に忘れ物をして、それに気づくのが数日後なんてことがよくあるので、毎日の行動記録はいざという時に役立ちます。
子供が病気にかかった時、発熱の経過や、病気・けがの症状、病院の受診記録などを書き込みます。
カズンは大判で持ち歩くのは結構大変なので、医師に説明する際に必要なら、スマホカメラで写真を撮っておくのがおすすめ。
インフルエンザなどは出席停止期間の条件などがあるので、病気の記録をとっておくことで確認が楽になります。
子供の病気の記録と同じで、なんとなくいつもと飼っている猫の様子が違うなという時などは、細かくメモしています。
動物病院を受診後、投薬がある場合など、毎日猫の様子を合わせて記録すると、次回受診時に役立ちます。
子供も猫の体調も、同じような感じでほぼ日手帳に書き込みして使っています。
映画やテーマパークなどに出かけた時に、チケットの半券を貼るのも、カズンなら紙面が大きいので気兼ねなく貼れます。
半券を貼ると、特に感想を書かなくても日記代わりになるし、視覚的にも読み返したときに楽しいですよ。
シール・スタンプ・マスキングテープで紙面をデコレーションするのは、ひたすら楽しいです!
子供はシールを貼ったり、スタンプを押すのが好きなので、日記を書くついでに色々とカラフルにしてくれます。
100円ショップでシールもマスキングテープも売っているので、いろいろ揃えてみましょう。
スタンプは、間違って押しても消すことができる「フリクションスタンプ」がおすすめ。
スーパーなどの文具売り場で探して購入するのがおすすめですが、ネットならヨドバシ・ドット・コム(送料無料)で1本から注文できます。
ほぼ日手帳はどのサイズでも、180度パタンと開くことができるので、手帳に文字を書き込むことがストレスになりません。
子供でも使いやすいし、なにより毎日のことなので、些細なことでもストレスがないというのは重要です。
ほぼ日手帳には書き方やルールがあるの?
ほぼ日手帳には、決まった書き方やルールはありません。
本当に好きなように何でも書けるし、書いているうちに何か違うな、と思ったらやめて、また違う書き方をしていけばいいだけです。
人って好きなことじゃないと続けられないので、ほぼ日手帳も自分が楽しく続けられることだけを続けるのが一番ですね。
この記事で紹介したこと以外に、ほぼ日手帳を使っている人がしている主なことは、以下のようになります。
・食事記録(ダイエットでも趣味でも)
・料理記録(写真付き)
・体調管理(体重記録や便通記録)
・運動記録(ジョギングの走行距離など)
・買い物リスト
今はスホアプリでも管理できる項目が多いのですが、あえて手帳に書き残しておくと、あとで見返すのが意外と楽だったりします。
ほぼ日手帳の使い方のヒント
ほぼ日手帳からは、公式本が発売されています。
ほぼ日手帳の使い方に迷ったら、一度目を通してみることをおすすめします。
私はKindle版を購入し(書籍よりも安い)、iPadで写真を拡大しながら、じっくり読んでいます。
ほぼ日手帳に書き込むためのペンのおすすめ
ほぼ日手帳公式サイトでほぼ日手帳を購入すると、特典で「uni(三菱鉛筆)JETSTREAM」という3色ボールペン(黒・赤・青)芯の太さ0.5mm がついてきます。
このボールペンは、インク粘度が低いこともあり、ほぼ日手帳の薄くて書きやすい紙「トモエリバー」と相性がよいのが特長です。
インクの乾きも早く、裏抜けもしにくいです(子供のやたら強い筆圧だとちょっと裏抜けしますが)
ほぼ日手帳公式サイトの特典でつくボールペンは、「HOBONICHI TECHO」のロゴが入っていますが、通常のJETSTREAMボールペンなら、各小売店の文房具売り場やネットショップでも取り扱いがあるので、手軽に手に入れることができます。
私はこのジェットストリームボールペンの大ファンで、ほぼ日手帳を使い始めたと同時なので10年以上ずっと愛用しているのですが、0.5mmより0.38mmのほうがしっくりきます。
家族で使うほぼ日手帳カズンは、ほぼ日手帳購入特典の0.5mmのJETSTREAMを使い、自分専用weeksではお店の文房具売り場で買った0.38mm極細のJETSTREAMを使っています。
ほぼ日手帳公式ガイドブックでおすすめされていた、書いた文字を消せる3色ボールペン「フリクションボール」0.38mmもあります。
ほぼ日手帳の主婦の使い方まとめ
ほぼ日手帳のユーザーって、何色もペンを使って1ページきっちりとキレイに書きあげたり、絵がとても上手だったり、そうしたクリエイティブな人が多い印象がありませんか?
書き込めるスペースが多い=たくさんきれいに書き込める人じゃないと、ほぼ日手帳って使いこなせないんだろうな、ってイメージがありませんか?
でも、この私の記事を読んでくださったなら、「あ~こんなレベルでも、ほぼ日手帳って活用できるんだ!」と、自信を持ってもらえるのではないかと思っています笑
せっかくほぼ日手帳を買ったからといって、必死に書きまくろうとすると、書けなかった日にがっかりしてしまいます。
だけど書けなかった日も、たくさん書くことがあった日も、どちらも同じ一日で、あなたにとっては大事な一日です。
何も書いていないページを読み返した時、そこからも何かを感じることができるはずです。
だから気楽に、ほぼ日手帳にはなんでも書いていいし、書かなくてもいいんです。
なにも書かなかった日は、ほぼ日手帳の下にある今日の一言を読んで、なごんでもよし、笑ってもよし、泣いてもよし。
そんな自由が許される手帳だと私は感じています。
私はほぼ日手帳には、なるべく楽しかったことを中心に書くようにしています。
でも愚痴を書くことでスッキリするなら書くだけ書けばいいし、書いてすっきりしたら「今日は愚痴っちゃったけど、私はこれから楽しく過ごすと決めた」と前向きにリセットして次の日に向かえれば、全然問題ありません。
ほぼ日手帳の使い方は人それぞれ違うけど、どんな人の使い方にもなぜかピタリと合ってしまう不思議な魅力がある手帳です。
ぜひ使ってみてくださいね!
