ハロウィンのイベントでは、子供達にお菓子を配ることになりますね。
仮装をした子供が「トリックオアトリート!」と掛け声をかけてきたら、大人は「ハッピーハロウィン!」と言いながら、お菓子を渡してあげましょう。
ハロウィンイベントでの子供へのお菓子のあげ方と掛け声、ハロウィンの定番お菓子や、お菓子を配るときの注意点などをまとめました。
ハロウィンお菓子を子供にあげるときの掛け声は
仮装した子供が、ハロウィンイベントに集まったり、各家庭の玄関先までお菓子をもらいにやってきます。
仮装した子供の掛け声
「おかしをくれなきゃ、イタズラするぞ!」
「Trick or Treat!(トリック オア トリート!)」
日本語、または英語で、子供達がこう言いながらやってきたら、大人はどのように対応するのでしょうか。
仮装した子供への大人の対応
「お菓子をあげるから、イタズラしないでね!」
「Happy Halloween!(ハッピーハロウィン!)」
(仮装をほめる意味を込めて)
「可愛らしい魔女さんがやってきたわ!」
「きゃ~! 吸血鬼がやってきた! コワーイ!」
「ハッピーハロウィン!」と返す定番の対応もいいのですが、子供の仮装をほめてあげるのが特におすすめ。
大人にとっては少しわざとらしい演技なので、気恥ずかしいかもしれませんが、仮装をほめてもらえると子供はとても喜びます。
各家庭の玄関先まで、子供がお菓子をもらいにくるイベントをするなら
仮装した子供が、お菓子をもらいに各家庭の玄関先を回るなら、訪ねてきた子供が分かりやすいよう、玄関ドアや門などに、ハロウィンの飾り(100円均一ショップで売っています)をしておくといいですね。
また夕方以降になるなら、玄関周りは電灯をつけ、なるべく明るくしておきましょう。
ハロウィンで配るお菓子の定番
本場アメリカでは、大袋に入ったキャンディかチョコレート(個包装のもの)を、子供1人あたり1~2個渡すのが定番です。
日本では9月に入ると、スーパーのお菓子売り場で、ハロウィンパッケージで個包装のお菓子がたくさん並びます。
普段からファミリーパックで売られている、キットカット・きのこの山 たけのこの里・カントリーマアム・パイの実などのお菓子は、毎年ハロウィンパッケージが販売されます。
子供達に配るお菓子にピッタリなので、事前に準備しておきましょう。
ハロウィンで配るお菓子におすすめの方法
・大袋に入っている個包装のお菓子を、1人あたり2~3個あげる
・100円均一ショップで売っている小さい紙袋やパックを使い、お菓子の詰め合わせを作っておく(中身は2~3個)
・大きめの袋にお菓子やキャンディを入れ、片手でつかみ取り形式にする(持ち帰り用の袋を用意してあげるとよい)
ハロウィンでのお菓子の配布は、お金がかかります。
イベントを計画した地域の人やお母さん間で、ルール(配布するお菓子の価格や個数など)を決めておくと、のちのちトラブルにならずに済みますね。
ハロウィンのお菓子を用意するときの注意点
アメリカのハロウィンでは、手作りクッキーや果物を配るのが定番でした。
しかし近年、個人が手を加えた食べ物に、毒物や刃物が混入する事件が起きたため、現在は市販のお菓子を配布することが多くなっています。
日本ではそもそも、事前の連絡なしで自宅に訪問し「トリック オア トリート!」をする文化がありません。
そのため、アメリカのような事件はまだ公にはありませんが、子供やハロウィン行事自体を快く思っていない人も存在します。
人を疑うのは心苦しいですが、子供になにかあっても困るので、注意事項をまとめました。
ハロウィンでお菓子を配布する場合の注意点
・手作りお菓子はおすすめしない
アレルギーや食中毒があった場合、責任の所在が分かりにくくなるため
ただし、母親同士が友人なら、事前に要相談とする
・訪問する時間を配慮する(決めておく)
夕飯の支度などで忙しくなる時間帯は避けるなどして対応
・子供は何人かのグループになり、まとまって訪問する
子供が小さい場合、親が同伴するか、近くで待機する
・事前に取り決めた家以外は、絶対に行かないようにする
小学校高学年など、グループに親がついていかない場合は特に注意
・知らない人からのお菓子はもらわない
もらってしまったら、かならず親に報告するよう子供に言っておく
もらったものが市販品でも、念のため廃棄も検討する
ハロウィンお菓子についてのまとめ
日本のハロウィンは、いつの間にやら、大人が仮装をして楽しむ行事になってしまいました。
しかし本来は、仮装した子供が、各家庭にお菓子をもらいに行くイベントなんですよね。
アメリカではハロウィン当日の夕方~夜にかけて、仮装した子供達が行動します。
子供の訪問を歓迎している家では、玄関をできるだけ明るくし、ジャックオランタン(かぼちゃをくりぬいて作ったオバケ)を置いてあることが多いです。
日本は独自路線でハロウィンが盛り上がっていますが、仮装をしてお菓子がもらえるイベントは、子供にとってはとても楽しい経験になります。
せっかくの楽しいハロウィンイベント、親も子供と一緒に楽しみましょう!
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