一眼レフ・ミラーレス

一眼レフで料理を撮影。おすすめ設定で美味しそうに撮ろう!

一眼レフで料理を撮影。おすすめ設定で美味しそうに撮ろう!

なんでもキレイに撮れる一眼レフを手に入れたら、美味しそうな料理やスイーツの写真も撮ってみたくなりますよね。

でも、いざ撮影してみたら、盛りつけの美しさを表現したかったのに、ただの「今日食べたものの記録写真」になってしまったり。

美味しい料理を撮ったはずなのに、写真になるとのっぺりとして、美味しくなさそうにみえてしまったり。

なんだかパッとしない料理写真になってしまうのには、いくつかの理由があります。

料理やスイーツを美味しそうに写真に残すための、カメラ設定や構図・おすすめのレンズを説明します。

 

一眼レフで料理を美味しそうに撮るためのおすすめ設定6つ

料理撮影をする基本的として、6つのポイントを覚えておきましょう。

各ポイントは、項目別にさらに詳しく説明していきますよ↓

1. 自然光が十分にあり、「逆光」または「半逆光(横からの光)」
 フラッシュは絶対に使わない

2. 撮影モードは、A または Av(絞り優先)
 絞り値(F値)は小さくするのがおすすめ

3. 露出補正は、プラス1.0 前後

4. ホワイトバランスは、「曇天」「日陰」

5. ズームレンズを使用するなら「望遠」側

6. ボケを活用するため、F値の小さいレンズ

 

自然光が十分にあり、「逆光」または「半逆光(横からの光)」

料理やスイーツを撮影する際に、一番重要なのは「食べ物の色味」です。

人は暖色系(赤や黄)のものを、美味しそうだな、と感じるようになっています。

蛍光灯など人工光で料理を撮ると、青みがかってしまい、美味しさが伝わりにくくなります。

 

また、カメラにとって光量が足りないことで、料理のツヤ感や温かみが消えてしまいがち。

自宅やカフェ・レストランで料理を撮影したいなら、陽光が入る窓際が一番おすすめです。

 

ただし、正面から強い光が当たってしまうと、フラッシュと同じ効果で、食べ物がのっぺりと写ってしまうことも。

光の当たり方は、逆光(料理の後ろから光)か、半逆光(料理の横から光)になるようにします。

ただ明るいだけでなく、食べ物に自然な陰影・立体感・光のツヤが出て、美味しそうに撮影できます。

 

撮影モードは、A または Av(絞り優先)

絞り値(F値)を変更できる撮影モード(A または Av)で撮影します。

料理全体ではなく、主役になる料理を中心に、明るめに撮影するのがおすすめ。

主役ではない背景のボケを表現するため、絞り値(F値)は小さくしましょう。

 

露出補正は、プラス1.0 前後

露出を少し明るめに設定することで、料理がより美味しそうに、さわやかに写ります。

だからといって露出をプラス側に上げすぎると、食べ物の質感が消えてしまうので、撮影した写真を確認しながら、調整してくださいね。

 

ホワイトバランスは、「曇天」「日陰」

ホワイトバランスは「オート」でもいいのですが、「曇天」や「日陰」にすることで、写真をより温かい色合いにすることができます。

食べ物は暖色系にすると、より美味しそうに見えます。

 

ただし例外として、冷たい食べ物(かき氷やアイスなど)を撮影する場合は、涼しさを演出する目的で、ホワイトバランス「蛍光灯」にして、写真に青みを足すのもおすすめです。

食べ物の温度に合わせて、ホワイトバランスを設定してくださいね。

 

ズームレンズを使用するなら「望遠」側

ズームレンズの場合、広角側で撮影すると、遠近感が強調され、モノの形がゆがんで写ります。

お皿やカップの形がゆがんだり、ケーキがゆがんで写ってしまうことも。

料理やスイーツを撮影するなら、ゆがみが出ない望遠側がおすすめです。

また、テーブルの上には、主役の料理の他に、調味料やお冷など、写真には必要ないものが置いてあります。

それらを入れずに、主役となる料理やスイーツを際立たせるためにも、望遠で撮るのがおすすめです。

 

ボケを活用するため、F値の小さいレンズ

料理やスイーツを撮影する時に大事なのは、「なにを主役にするのか」をしっかりと意識すること。

たとえば……

 ・何皿も料理があるなら、一つの皿を主役にする

 ・皿の中に数種類の料理が盛られているなら、その中から一つだけを主役にする

 ・ケーキなら、ケーキの上に載っているフルーツを主役にする

など、主役をしっかりと決めるのがおすすめ。

 

写真の主役を決めたら、F値を小さくして主役にピントを合わせることで、主役以外のものがボケます。

ふんわりとした背景ボケ・前ボケを作ることで、主役が際立ち、美味しさが伝わりやすくなりますよ。

逆にF値を大きくして、料理全体をハッキリ撮影してしまうと、単なる「今日食べたもの写真」になりがちなので、気をつけましょう。

 

窓際の席に座れなかったり、夜の室内で料理を撮る場合の設定は

料理やスイーツを撮影するには、自然光がおすすめです。

でも、お店でいつも窓際の席に座れるわけでもないし、自宅で夕飯の写真を撮りたいときもありますよね。

こうした場合におすすめのカメラ設定は、以下の通りです。

 

 ・カメラの基本的な設定は、自然光がある場合と同じ

 ・ISO感度を高くする(ISO数値:1600~3200)

 ・暗くてもフラッシュは使わない

 

暗いからとフラッシュを使うと、不自然な印象で写ってしまい、料理やスイーツの美味しさが伝わりません。

露出補正もプラスにしすぎると(+2.0以上)、料理のツヤや質感が表現できなくなってしまうので、自然光と同じくらいの+1.0前後がおすすめです。

しかし、自然光の届かない室内は暗いので、手ブレが気になってきます。

手ブレを回避するために、ISO感度を高くして、シャッタースピードが遅くならないようにして撮影します。

 

料理を撮影するときのおすすめ構図6選

料理やスイーツを美味しそうに撮影するために一番重要なポイントは、「なにを撮りたいのか決める」こと。

「料理やスイーツを撮ろう」という漠然とした考えだと、構図が決まらず、ぼんやりとした写真になりがちです。

料理やスイーツを前にしたら、「美味しさ」「新鮮さ」「かわいらしさ」「盛りつけ」「お店のインテリア」など、具体的に撮りたいものを決めます。

撮りたい主役が決まったら、構図を考えていきましょう。

 

縦写真にする

料理の縦写真

カメラを縦に構えて撮影すると、奥行きが出て、テーブルの左右にある余計なものが写り込まなくなります。

主役にしたい料理を一番手前にしてピントを合わせ、テーブルや背景をボカしましょう。

この時、主役の皿全体を写す必要はなく、むしろ皿ははみ出すように、切れてしまってかまいません。

脇役の皿は、なるべく主役の皿に近づけておくと、写真が間延びしません。

 

主役だけを写す

料理の主役を決める

一つの皿に盛られた、主役の料理だけを写す構図です。

皿全体が入るように撮影してしまうと、雑多でメニュー表のような面白みのない写真になってしまいます。

主役に思い切り近づいてピントを合わせ、皿は切れてしまうくらいが、臨場感が出るのでおすすめです。

 

三分割構図を意識する

スイーツの三分割構図の説明

横・縦どちらも、画面内を三分割して、構図を考えます。

主役をど真ん中に写すより、画面内にある三分割の交点に、主役が写るように配置すると、写真のおさまりが良くなります。

 

真上から撮る

料理を真上から撮影した写真

皿(プレート)全体の盛りつけの美しさを表現したいなら、真上から撮影しましょう。

レンズによっては、ある程度離れないと撮影できないので、カメラのライブビュー機能を使い、バリアングルやチルトを活用します。

皿全体を写すのもいいですが、皿がC字型になるように切り取った構図もおしゃれです。

 

斜め上から撮る

スイーツを斜め上から撮影

ロールケーキなど断面を見せたい被写体なら、斜め上から撮影するのがおすすめです。

断面だけを正面から写してしまうと、ケーキの立体感が損なわれてしまいます。

斜めから写すことで、ロールケーキの立体感・奥行き感・断面をバランスよく写真に収めることができます。

 

アスペクト比を1:1にする

写真のアスペクト比を1:1にする

写真は基本的に横長(縦長)になっていますが、これをインスタグラムでよく使われる「1:1の比率」にしてみましょう※

テーブル周りの余計なものが写り込まなくなり、主役が明確になる効果があります。

 

アスペクト比の変更方法

カメラ本体の設定で変更します。

慣れたら、通常のアスペクト比で撮影してから、パソコンで1:1にトリミング(またはスマホのインスタグラムアプリでトリミング)することもできます。

撮影する時点で1:1にしておくメリットは、構図を決めやすいことです。

紹介したおすすめ構図は、料理やスイーツに限らず、テーブルフォト全般に使えるテクニックなので、覚えておくと便利ですよ。

 

料理に近寄って撮影するならマクロレンズもおすすめ

レンズには「最短撮影距離」があります。

大きく被写体を写したいと思っても、設定された最短撮影距離より近づいてしまうと、ピントが合わなくなります。

美味しそうな料理の一部分だけをクローズアップしたくても、標準レンズでは無理な場合も。

そんな時は、マクロレンズの出番です。

マクロレンズなら、被写体の一部を、さらに大きく精密に撮影することができます。

ただし、マクロレンズはピント合わせが難しく、写真が暗くなりがち。

しっかりとカメラを構えて、撮りたいところにきちんとピントを合わせること、露出補正は+2.0近くで撮影してみましょう。

自宅での撮影なら、三脚を使うとピント合わせが楽になります。

 

一眼レフで料理から出ている湯気を撮影するポイント4つ

料理から出ている湯気

冬の鍋物や出来立ての鉄板料理など、湯気が出ていると、さらに美味しく見える料理があります。

料理だけではなく、「湯気」も一緒に写すにはどうしたらいいのでしょうか。

実は、料理の湯気を本格的に撮影しようとすると、鍋物なら冷たいだし汁にドライアイスを入れたり、たばこの煙を利用したりするなど、高度なテクニックが必要になってきます。

そこまでせず、手軽に湯気の写真を撮るポイント4つを、知っておきましょう。

 

1. 暗い背景にする(黒っぽい背景がおすすめ)

明るい背景では、湯気が上手く写りません。

自宅で撮影するなら、黒い紙や布を料理の後ろに設置して、黒い背景にします。

 

2. 湯気の斜め後ろからライトを当てるとよい

照明装置がないと難しいのですが、湯気の斜め後ろから光を当てると、湯気が写真に写りやすくなります。

 

3. 撮影モードは、S または Tv(シャッタースピード優先)

シャッタースピードを速く設定すると、光が取り込めないため、湯気がきれいに写りません。

1/8秒くらいの、遅めのシャッタースピードを設定して撮影します。

 

4. 三脚を使用する

シャッタースピードを遅くすることで、手ブレの心配が出てきます。

手ブレ補正機能があれば、1/8秒なら手持ちでも撮影することも可能です。

お店だと難しいですが、自宅での撮影なら三脚を利用して、カメラをしっかり固定しましょう。

 

一眼レフで料理を美味しそうに撮るためのまとめ

料理やスイーツの写真は、室内で撮ることが多いため、撮影ポイントが意外とたくさんあって、難しいなと感じるかもしれません。

「明るいレンズ」で「露出を明るめに」して、「光をなるべく多く取り込む」を最低限意識して撮影すると、美味しそうな写真になりますよ。

まずは、気軽にチャレンジしてみてください。

美味しい料理が美味しそうに撮れたら、ぜひ自分のブログやインスタグラムにアップして、「いいね!」をたくさんもらってくださいね。

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ひらり
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40代の子育て主婦/幅広い趣味や経験を生かした実体験を元に、自分にしか書けない記事や、生活に役立つ情報をまとめています/ほっこりできる情報を発信中!

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