日本のお正月に欠かせない料理といえば、なんといってもお雑煮。
お雑煮は地域によってさまざまであり、また家庭によっても大きく違います。
わが家の伝統の味を守るのもいいし、あえて新しい味に挑戦してみるのも楽しいですね。
お雑煮の関東風レシピである、醤油と鶏肉を使った「関東風しょうゆ雑煮」を紹介します。
お雑煮の関東風レシピ「関東風しょうゆ雑煮」
だしのきいた優しいおしょうゆ味の雑煮です。
材料(4人分)
・小松菜……1束
・にんじん……3センチ
・鶏もも肉……1枚
・なると……6センチ
・だし汁……6カップ(1,200ml)
・塩……小さじ3/4
・しょうゆ……適量
・もち……8個
・(お好みで)刻んだゆずの皮……少々
※小松菜は冷凍でも可
※鶏肉はむね肉でも可
※なるとはかまぼこでも可
※だし汁はお好みのもので(市販のだしの素で十分)
手順
1. 小松菜はゆでて、水にさらして水けを絞り、4センチ長さに切る
2. にんじんは4等分の輪切りにし、花型(梅型)で抜く
3. 鶏もも肉は皮と余分な脂を取り除き、一口大に切る
4. なるとは8等分の輪切りにする
1. 鍋に、だし汁・塩・にんじん・鶏もも肉を入れてから、火にかける
2. にんじんがやわらかくなったら、なるとを加え、しょうゆで味をととのえる
3. もちを焼く
4. お椀に、焼いたもち・小松菜を入れ、鍋の具を盛ってから、汁をはる
※お好みで刻んだゆずの皮をのせる
お雑煮の豆知識
本来、元日に初めて汲んだ「若水」で煮るのが習わしとなっています。
若水は邪気を除くといわれ、神棚に供えてから食事などに使うものです。
地方によってさまざまな雑煮があり、大きく分けると、関東ではしょうゆ仕立ての角餅(切り餅)・関西では白みそ仕立ての丸餅となっています。
関東風のお雑煮レシピまとめ
今回紹介したお雑煮は、私が子供の頃から食べていた、神奈川出身の私の母が作るお雑煮がベースになっています。
私は生まれも育ちも関東なので、しょうゆ雑煮が当たり前なのですが、関西育ちの夫の母が作る雑煮もなぜかしょうゆ雑煮だったので(餅は丸型ですが)、雑煮に関しては味の一致があってよかったです。
自分で作るお雑煮はこれからもずっとしょうゆ雑煮だと思いますが、機会があれば色々な地域のお雑煮を食べてみたいですね。